2024年5月に肺炎で入院した時に出た13回分の献立メニューと、実際に食事にかかった費用を画像付きでご紹介します。
ちなみに、入院した病院はある都市にあるメディカルセンター(地域医療機能推進機構)で、一般的な大病院です。
目次
病院での食事メニュー(献立画像)
入院時の食事の基本情報は以下の通りです。
- 1日3食の提供
- 栄養士による献立管理
- 治療食としての調整あり
- 退院日は朝食のみ提供
今回は肺炎で入院したんですが、症状による病院食の調整はなく、おそらく他の患者さんと同じ食事メニューだったと思います。
また、病院食の提供時間は朝・昼・夕方の3回で、毎回以下の時間に配膳がされました。
- 朝8時
- 昼12時
- 夜6時
当日の配膳状況により提供時間は多少前後しますが、時間よりも早く来たのが2回で、それ以外は5分前後遅れて来ました。
一番遅かった時は15分後と20分後に届いたことがありました。
入院時1日目の食事3回分
今回、肺炎で入院したのが夜だったため、実際は入院時2日目の病院食となります。初めて食べた食事は上記の画像の朝食です。
- ご飯
- さつま揚げ
- 人参と大根のなます
- 玉ねぎの味噌汁
- 牛乳
- ねり梅
- ほうじ茶
ご飯とほうじ茶は必ず付いてくる基本メニューで、他の料理は必ず変わります。
ほうじ茶は50℃〜60℃ぐらいに温められており、味も含め個人的に美味しい飲み物でした。
昼の入院めしは上記画像の通り。
- おかゆ
- たけのことしいたけの酢豚(鶏肉)
- かぼちゃの煮物
- 中華サラダ
- のりたまごふりかけ
- ほうじ茶
肺炎で喉が辛かったため、通常のご飯を今回から「おかゆ」に変えてもらいました。
料理メニューの酢豚はたぶん鶏肉だったと思います。酢鶏が一番美味しかった。
夜の病院食は上記画像の通り。
- おかゆ
- 鮭の香草焼き
- 里芋と高野豆腐の煮物
- りんごのサラダ
- ほうじ茶
今回の病院食では「里芋と高野豆腐の煮物」が一番美味しかったです。
入院時2日目の食事3回分
入院2日目の朝食メニューは上記画像の通り。
- おかゆ
- 味噌汁
- 卵焼き
- キャベツと人参の甘酢サラダ
- 牛乳
- のり佃煮
- ほうじ茶
卵焼きは甘さのみ味付けで、不味くはないがもう少し塩気があると良かった。
入院めし2日目の昼食メニュー上記画像の通り。
- おかゆ
- 豆腐と鶏ひき肉のあんかけ
- フライドポテト
- しめじと大根おろしのみぞれ煮
- 大豆とひじきの中華サラダ
- オレンジ二切れ
- のりかつおのふりかけ
- ほうじ茶
病院での食事メニューは基本的に薄味で淡白なものが多いため、ジャンキーなフライドポテトが一番美味しく感じた。
夕食の入院メニューは上記画像の通り。
- おかゆ
- 白身魚と大根おろし
- 豆腐と麻婆あん
- きゅうりの甘酢漬け
- ほうれん草の胡麻和え
- きゅうりの漬物(キューちゃん)
- ほうじ茶
麻婆豆腐が好きなので、豆腐にかかっている麻婆あんの料理が一番美味しかった。
入院時3日目の食事3回分
入院3日目の病院食(朝食)は上記画像の通り。
- おかゆ
- ひき肉と人参の炒め物
- ほうれん草のおひたし
- キャベツの味噌汁
- ねり梅
- 牛乳
- ほうじ茶
味噌汁は毎回まずくはないが、熱々で出してくれるととても美味しくなると思う。病院なので無理だとは思うが…
入院3日目の昼食メニューは上記画像の通り。
昼食前に医者の先生が来て、肺のレントゲン写真(入院時)から見るに2週間の入院が必要だと告げられる(泣)。
その後、血液検査と入院してから2回目の肺のレントゲン写真を撮りに行った。
- おかゆ
- 中華丼の具
- 里芋と甘味噌
- もやし・人参・きゅうりの中華サラダ
- パイナップルと寒天のデザート
- のり佃煮
- ほうじ茶
中華丼の具と里芋の料理が美味しかった。今回入院してから初めてデザートが出た(オレンジ除く)。嬉しい。
夕食の病院食は上記画像の通り。
- おかゆ
- 白身魚の竜田揚げ
- きゃべつのコンソメ煮
- キャベツのチョップドサラダ
- ヤクルト
- のりかつおのふりかけ
- ほうじ茶
ヤクルトが出たのは嬉しかった。
入院時4日目の食事3回分
入院4日目の朝食メニューは上記画像の通り。
- おかゆ
- 鮭の塩焼きとオクラ
- 大根と人参の煮物
- 味噌汁
- ジョア
- のりたまごふりかけ
- ほうじ茶
塩鮭はもう少し脂身があると美味しいと思った。ヤクルトに続きジョアも嬉しい。
入院4日目の昼食メニューは上記画像の通り。
昨日は肺のレントゲン写真を撮ったが、想像よりも経過が良かったため、翌日に退院して良いと言われた。気分ウキウキで食欲は倍増した!
- おかゆ
- シューマイ5個
- 揚げ茄子の甘酢あえ
- キャベツとわかめの中華サラダ
- カゴメ 飲む野菜と果実
- ねり梅
- 醤油
- ほうじ茶
翌日退院して良いと言われたので、どの料理も普段よりも美味しく感じた。
夕食の病院食は上記画像の通り。
- おかゆ
- さばの味噌煮
- りんごのサラダ
- ほうれん草としらすの和え物
- りんご
- ほうじ茶
見栄えを長持ちさせるために塩水に漬けてあるリンゴ、個人的にはこの塩味が苦手。
入院時5日目の食事1回分
入院時5日目(実際は6日目)。最後の朝食メニュー。合計13食目。
- おかゆ
- キャベツといんげんのチリソース
- はんぺん
- 長ねぎの味噌汁
- 牛乳
- ほうじ茶
退院前の最後の食事。どの料理も美味しい。ありがとうございました。
今回の病院食で一つ不満点を言うと、パンがとても食べたかった。
ご飯とパンを選べる病院もあるみたいなので、この病院も今後そのような選択肢を用意してくれると患者にとっては嬉しいと思う(廃棄や費用、配膳の複雑さ等の問題で難しいかもしれないが)。
実際にかかった入院時の食事代の明細
入院時にかかった食事費用の明細は上記通りです。
病院食はどれも標準負担額の限度である1食460円の費用が発生しており、食事料金の内訳は以下の通りです。
- 3食(1,380円)×4日分=5,520円
- 1食(460円)×1日分=460円
入院6日間で13食分の病院食が提供され、合計金額は5,980円となりました。
入院時の食事代 まとめ
6日間の入院で合計13食分、5,980円の食事代がかかりました。
一食あたり460円となり、病院食としては妥当な価格だと感じました。
栄養管理された食事は肺炎を早期に回復する助けとなり、医療費の一部として考えれば、十分な価値があったと思います。